nibsang’s blog

韓国ドラマを中心に、コチコチ語ります

知って見ると楽しさ倍増! 韓国ドラマ・プチポイント 『愛の不時着』編―その①  

 

1. Go (Back) To 『愛の不時着』

Go Toトラベルは東京除外か。まあそうだろう。

今週木曜日(23日)からの4連休、東京在住の方はさらにネットやテレビと楽しく過ごせますね^^;;

子どもたちは学校のオンライン授業を受け、補習のためにオンライン家庭教師のもと勉強に励んでいる子もいるらしい。素晴らしい。大変だろうけど파이팅(パイティン / ファイト)!

…オンライン家庭教師?

ふと、『愛の不時着』のワンシーンが思い浮かんだ。

ヒョンビン・ロスからそろそろ脱した方々も多いと思うが、ここで何気に同ドラマで逃していたかもしれないシーンをプチポイントとして紹介したい。

 

2. プチポイント その①… 北朝鮮にも家庭教師が?

『愛の不時着』第8話で、マ・ヨンエ(キム・ジョンナン扮)が村の住民に息子の成績を上げるために一流の家庭教師を雇ったと言っているシーンを覚えているだろうか。

マ・ヨンエ→ エピソード7の村の住人中、真ん中の人物(https://www.netflix.com/jp/title/81159258NETFLIX公式ホームページより)

マ・ヨンエはその家庭教師を意気揚々とこう紹介する。

“キム大学出身の「キム・ジュヨン」先生で、ケソンで超一流と名を馳せている方を雇ったわ。その先生は、年に1人の生徒しか受け持たないの”

お気づきだろうか?

そう、この先生とは、2018~2019年、韓国で大ヒットしたドラマ『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~』(←このサブタイトル…お見事)で登場する、入試コーディネーター「キム・ジュヨン」先生のことだ。

『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~』→ (https://www.bsfuji.tv/skycastle/(BSフジ公式ホームページより)

キム・ジュヨン→ ホームページ内のキャスト欄でご確認を mㅡㅡm

 

“1年に1人の生徒しか受け持たないの”というセリフは、まさに『SKYキャッスル』でのキム・ジュヨンのキャラクター説明でもある。もっとも、同ドラマでは年に2人の生徒だったが…。

マ・ヨンエ役を演じたキム・ジョンナンは、『SKYキャッスル』では一人息子を韓国最難関のソウル大学医学部に何としても入学させるためにキム・ジュヨンを雇う。

そしてそこからこの大ヒットとなった『SKYキャッスル』の物語ははじまる。

同ドラマを知らなければそのまま見過ごすシーンだが、知っている視聴者なら、このシーンで笑わなかった人はいないはず。

 

3. 韓国の教育熱

『SKYキャッスル』の韓国での内容紹介をみると「韓国上位1%の人が住むSKYキャッスルで、夫は王様として、子どもは天下一の王子様・お姫様として育てたい名家出身の妻たちの徹底した欲望を余すところなく描いたリアルコミック風刺ドラマ」とある。

いわゆる、韓国の親たちの教育熱の異常さを浮き彫りにしたドラマだ。

実際に、韓国<特にソウル<さらに富裕層が多く住むと言われる江南(カンナム)地区の母親たちは子どもの教育にことさら熱心だ。幼稚園からの英語教育、早期外国留学、塾での缶詰、旦那はソウルに残って稼いでもらい、母親は子どもについてGo  Abroad etc. しかも、韓国の学生自身も(私が見るには)とにかくものすごく勉強する。図書館での徹夜組は数えきれない。大学時代にバイトをしてお金を貯めては旅行ばかりしていた私とは大違いだ。

あ、だから今こうなのか💦

 

4. OST

ヒョンビンの話がひとつも出なかったので、とりあえずOSTを聴きながらミュージック・ビデオで楽しんでもらいたい。

『偶然のような運命』(歌手:10cm)

https://www.youtube.com/watch?v=Uh40Wi9DGOY

 

5. 次回予告

ここまでですでに長くなってしまい…。

実はもう少し気づいたプチポイントがあるので、次回は『愛の不時着』編―その②でお伝えできればと思う。よかったらまた寄ってください。

 

그럼, 또 뵐께요(クロム ト ベルケヨ / では、またお会いしましょう) ^^ nib