nibsang’s blog

韓国ドラマを中心に、コチコチ語ります

どちらを選ぶ? 『ライフ・オン・マーズ』

2022 FIFAワールドカップ カタール。日本チームは残念でしたが、みんなが夢を見て、楽しめたようなのでよかったです^^

さて、ワールドカップといえば2002年の日韓共同開催のワールドカップを思い出さずにはいられません。なぜなら、それをきっかけに制作された日韓共同制作ドラマを見たことで私の人生が大きく方向転換したからです。そう、韓国に興味を持ち始めて今は韓国関連の仕事をしているということ。当時は今こんなことしているとは思いもしなかったなあ。人生って、不思議。

あれから20年後の今年は開会式でBTSのJUNG KOOKが素敵な舞台を見せてくれました。日本からも一緒に誰か舞台に上がってほしかったな、と思うのは私だけでしょうか? JINも入隊して日本でも大きく取り上げられていました。

日本はというと…東京オリンピックの不祥事が明るみになってというか、始まる前からいろんなスキャンダルがあって、あー、あーって感じですが、とりあえずとんでもないですね。

というところで、オリンピック。ソウル・オリンピックに関連したドラマをご紹介します。

ちなみに、ソウル・オリンピックは1988年に開催されました。韓国ではこのオリンピックを「パル パル オリンピック」といいます。数字の8を「パル」と読むため、こうなるのです。

 

『ライフ・オン・マーズ』

メイン・イメージ

あらすじ

2018年、連続殺人事件の容疑者を追っていたテジュ(チョン・ギョンホ扮)は何者かに銃で撃たれる。そして懐メロがブラウン管から流れるなか、目を覚ます。そこは1988年。

夢なのか、現実なのかわからない1988年仁城(インソン)市。西部警察署・班長として赴任することになったテジュは科学的捜査などどこ吹く風のドンチョル(パク・ソンウン扮)、ヨンギ(オ・デファン扮)、ナヨン(コ・アソン扮)、ナムシク(ノ・ジョンヒョン扮)ら1988年の強力班刑事たちとともに事件をアナログ捜査し、2018年のテジュが追っていた連続殺人犯の痕跡を発見して失っていた記憶の秘密に迫ることなる。大好きだった父。父親の記憶がテジュにはあるときから消えていたのだった。

事あるごとにブラウン管や電話、ラジオなどの通信機器から見えたり聴こえたりする正体不明の自分を呼ぶ声。幻覚なのか、幻聴なのか…。2018年に戻りたいが方法が見つからないテジュ。

http://program.tving.com/ocn/lifeonmars/1/Vod/View/CLIP/CA_183007

 

あったかい🧤仲間との出会い

ここまで読むとタイムスリップの捜査劇ね、と。

ただ、この捜査劇、どんどん引き込まれていくんです。レトロな背景というか、1988年の彼らの人情に。なんというか、強力班係長のドンチョルを中心にチーム一丸となって一生懸命に捜査に乗り出す。そしてお互いを大切に思っている場面が表情でよく描かれていてとても感動。特にドンチョルの部下を思う気持ちが微笑ましくて仕方ないのです。捜査・連続殺人・変死体といった見たくないビジュアルが多々登場しますが、そのなかでも1話に1回は登場するコミカルな場面。笑えます。

そんななか、テジュは彼らに心を許していくのです。これまで人を信じたことのないテジュが。

 

笑顔でいられる場所

テジュは現在を生きる人間なので現在に戻ります。しかし1988年に出会った彼らのことが気になって居ても立ってもいられなくなるのです。彼らが忘れられない。でも戻ったら二度と戻って来られないかもしれない。戻り方もわからない。そして下した彼の決断は?

どんなに技術が進み便利でも、やっぱり自分が笑顔でいられる場所が幸せに生きられる場所ですよね。

和気あいあい

新たな年に向けて

2022年も残すところ2週間。

みなさん、2022年はどんな1年でしたか?

私はまたまた入退院に手術といった不本意な1年を過ごしてしまいましたが、そんななかでもありがたい新たな出会いもありました。そして家族と友だち。

実際はタイムスリップをして過去の過ち? を正すこともできないけれども、笑顔で毎日を過ごしたいですね。

 

2023年がみなさまにとって幸多き年となりますように!

새해 복 많이 받으세요~!

 

그럼, 뵐께요(クロム ト ベルケヨ / では、またおいしましょう) ^^  nib

 

P.S. 『ライフ・オン・マーズ』はイギリスBBCの名作をリメイクした作品です。

 

写真・映像出所:OCN『ライフ・オン・マーズ』公式ホームページ

http://program.tving.com/ocn/lifeonmars/