わかめスープ(미역국/ミヨク クク/Miyeok guk) ~韓国で誕生日には欠かせない一品~
数日前、コロナ禍で2度目の誕生日を迎えた。
「わかめスープ」でも食べよっかな。
で、張り切って買い物に行き……
なぜか即席を買ってしまった……💦
いつものことだけどね
でも、牛肉は入れてみたりして……
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“미역국 먹었어?” (ミヨク クク モゴッソ?/ わかめスープ、食べた?)
(韓国のわかめスープは量からしても「飲む」より「食べる」かと)
聞いたことありませんか?
韓国の家族ドラマで頻繁に出てくるこのフレーズ。
幼くして生き別れした子どもを想い母親が「今日はあの子の〇回目の誕生日ね。ちゃんとわかめスープは食べたかしら?」なんて、こっそり涙ぐむ。
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なぜわかめスープ?
実は、韓国人にとってわかめスープは「誕生日」を象徴する。
産婦が出産後、最初に口にする食べ物がこのわかめスープで、その誕生日を象徴して毎年誕生日に食べるのもまたわかめスープなのだ。どんなにわかめスープを嫌いな人でも、誕生日にはそのほとんどがわかめスープを食べるという。
産婦がわかめスープを食べる風習は昔から伝えられてきたものらしい。
『初学記』(8世紀の初めに唐の徐堅らが玄宗の勅命によって編纂した本)には、「くじらが子どもを産んだあとにわかめを食べて出産後の傷がよくなるのを見て、高麗人が産婦にわかめを食べさせる」と記載されている。
また、朝鮮時代の女性たちの風習を記録した『朝鮮女俗考』には、産婦が出産後、初めてスープを食べる前に部屋の南西をきれいに掃除し、ご飯とわかめスープを3人分作って三神に供え、その供えたご飯とスープを産婦がすべて食べたと記録されている。
わかめは、鉄分にカルシウム、ヨード(ヨウ素)が豊富で、血液循環を助け、血液をきれいにし、母乳の出もよくする効果があるという。
とにかく、韓国の産婦は出産してから21日もの間、毎日欠かさずわかめスープを食べるということから、その子どもも誕生日にはわかめスープを食べることになるらしい……。
ちなみに、産婦が食べるわかめは幅広で長いものを選び、値切ったりしないのが慣例だ。産婦が食べるわかめを包むときも折り曲げず、ひもで縛る風習もある。わかめを折り曲げるとそのわかめを食べた産婦が難産するという俗説があるためだ。
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“미역국 먹었다” (ミヨククク モゴッタ / わかめスープを食べた)の2つの意味
この表現は、
1つは前述の「誕生日」
そしてもう1つは「試験に落ちた」
という意味で使われる。
科学的な根拠はないが、つるつるしたわかめは「滑る」「落ちる」といったことを連想させるからだとのこと。
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美味しいものを楽しんで食べる
わかめ(スープ)は美容食としても人気なのは日本でもよく知られているところ。
いずれにしても、食事は美味しく、楽しく、感謝していただきたいものですね。
早くコロナも終息して、日韓関係もちょっとはマシになって、韓国のごはん食べに行きたいなぁ
参考:「美味しくて面白い韓食物語」 提供:韓食振興院
그럼, 또 뵐께요(クロム ト ベルケヨ / では、またお会いしましょう) ^^ nib
韓流をけん引する4人のドラマ脚本家 _その④ ホン姉妹
4. 韓国ドラマ界に更なる“ラブコメ”の歴史を築いた、ホン姉妹
韓国で“ラブコメ”を描くドラマ脚本家として広く知られているのは、本ブログ「韓流4大脚本家シリーズ」のトップで紹介したキム・ウンスクだ。しかし、また違った意味で新しい“ラブコメ”の歴史を築いた脚本家がいる。みなさんもご存じの超人気ドラマ『美男(イケメン)ですね』を描いたホン・ジョンウン、ホン・ミランだ。
“ホン姉妹”と呼ばれる2人はなんと実の姉妹で、長女(ホン・ジョンウン)と三女(ホン・ミラン)だ。(私にも姉がいるが、姉は才能ありそうだけど私が……ね💦) 彼女たちはもともとドラマではなく、バラエティ作家としてスタートを切った。だからだろうか? 彼女たちの描く作品は、キム・ウンスクよりコミカルでありながらもファンタジー的要素がより加味されたラブコメだ。作品を見てみると、『僕の彼女は九尾狐<クミホ>』(主演:イ・スンギ、シン・ミナ)のように漫画に出てくるような個性の強いキャラクターが特徴で、主人公の才知あふれるセリフとコミカルな行動がドラマをより面白くしている。
ホン姉妹は『快傑春香』(2005/主演:ハン・チェウン)をはじめ『マイガール』(2005~2006/主演:イ・ドンウク、イ・ダヘ)、『ファンタスティック・カップル』(2006/主演:オ・ジホ、ハン・イェスル)、『快刀ホン・ギルドン』(2008/主演:カン・ジファン、ソン・ユリ)、『美男(イケメン)ですね』(2009)、『僕の彼女は九尾狐<クミホ>』(2010)、『最高の愛~恋はドゥグンドゥグン~』(2011/主演:チャ・スンウォン、コン・ヒョジン)、『ビッグ~愛は奇跡<ミラクル>~』(2012/主演:コン・ユ、イ・ミンジョン)、『主君の太陽』(2013/主演:ソ・ジソブ、コン・ヒョジン)など、みなさんもほぼ知ってるドラマばかりではないだろうか? 連続ヒットを記録して人気脚本家の仲間入りをした。
そんななか、2015年『幸せのレシピ~愛言葉はメンドロントット』(主演:ユ・ヨンソク、カン・ソラ)と2017年『花遊記<ファユギ>』(主演:チャ・スンウォン、イ・スンギ)の重なる不振で筆力が衰えたとの批判を受ける。
しかし、ご覧になっただろうか? 2019年に発表したIU&ヨ・ジング主演の『ホテルデルーナ~月明かりの恋人~』の大成功で華麗なるカムバックを果たす。ちなみにこの作品は、いつも演技に批判がついて回るIUの演技も、『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』(http://mydearmister.jp/)(←ホン姉妹の作品ではないが、オススメ)に続き、かなり上達したなと私が個人的に感じた作品。内容も中だるみなくて飽きることなく、当時見るものがないといっていた知り合いには自信を持ってすすめていた作品だ。ぜひ機会があれば見てもらいたい。
ホン姉妹の話に戻る。彼女たちはドラマのヒット数だけをみるとキム・ウンスク、パク・ジウンに決して劣らないほどの多数のヒット作を生み出している。だが、主に彼女たちの作品の素材は、原作がある作品から持ってきたケースが多いため、盗作疑惑が常について回るという短所がある。
それにもかかわらず、ホン姉妹の作品は既存の韓国ドラマでは見ることのできない多様で個性ある素材と展開で毎回大きな話題を呼んでいる。1~2年にひとつの作品を必ず発表する彼女たちに、次回作のニュースが聞こえてきた。果たして、次回作ではどんな目新しいキャラクターを主人公とするラブコメを持ち出してくるのか?
彼女たちの帰還はいつも好奇心半分、期待半分で待つことになる。
また別の“ホン姉妹”?
ホン・ジョンウン、ホン・ミラン以外にも、韓国にはまた別の“ホン姉妹”と呼ばれる脚本家がいる。ホン・ジナとホン・ジャラムだ。彼女たちも姓が“ホン”のため“ホン姉妹”と呼ばれ、韓国でも区別のできない視聴者は多い。
幸いなことに彼女たちは、ホン・ジョンウンとホン・ミランとは別のジャンルの脚本を描く。初期の作品で『レディ・ゴー!』(主演じゃないけど、ウォンビン/主演:チャ・テヒョン、ユン・ソナ)、『学校3』『四捨五入』など青春ものを主に扱った。そして、人間味あふれる感動ものの短編ドラマをへて、徐々にその名が知られるようになり、本格的に注目を集めた作品が、2008年に放送されて大きな話題を呼んだキム・ミョンミン、イ・ジア主演の『ベートーベンウィルス~愛と情熱のシンフォニー~』だ。クラシックという多少なじみのない素材を扱ったジャンルでありながらもしっかりとした構成力と完成度の高い脚本で、その年のMBCドラマ授賞式を一掃した。
その後、ハ・ジウォン、イ・スンギ主演の『キング~Two Hearts』もヒットし、素晴らしいミュージカル俳優でもあるチョ・ジョンソクはこのドラマを通じてスターダムにのし上がった。
しかし、その後発表した『未来の選択』(主演:ユン・ウネ、ジョン・ヨンファ)、『カフェ・アントワーヌの秘密』(主演:ソンジュン、ハン・イェスル)は前作に比べて大きな成果を上げられなかったためか、ホン・ジョンウン、ホン・ミランよりは認知度が低い。
*ホン姉妹(ホン・ジョンウン、ホン・ミラン)のオススメ作品
ハリウッド映画「潮風のいたずら、原題:Overboard)」のリメイク作品で、主演のオ・ジホとハン・イェスルをスターダムにのし上げた作品のひとつ。礼儀知らずの財閥女性アンナ・チョ(ハン・イェスル)が記憶喪失にかかり、田舎に住む純朴な男性チャン・チョルス(オ・ジホ)と出会い、繰り広げる愉快なストーリー。
「꼬라지하고는 コラジハゴヌン / ~のザマときたら」
という流行語とともに数多くのパロディを生んだ名作として挙げられる。
YOU TUBEで久しぶりに見ると、メイクや髪型などを見て違和感が……。時の流れをつくづく実感💦。
https://www.youtube.com/watch?v=af8n7vz82pk
https://www.youtube.com/watch?v=TCeAGJHiyVI
タイムラグのありすぎた「韓流4大脚本家シリーズ」。이제 마무리하겠습니다!(イジェ マムリハゲッスムニダ / これにておしまい)
ブログって、久々に書くと文章へんてこりんで直せず疲れるけど……
楽しいかも(笑)
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韓流をけん引する4人のドラマ脚本家 _その③ キム・ウニ
3. 韓国版ミステリー/スリラー/サスペンスの大家、キム・ウニ
現在、韓国のドラマ脚本家のうち、最もマニア層が厚いと言われる脚本家を選ぶなら、当然のことながらキム・ウニだ。脚本家キム・ウニは、本ブログ「韓流4大脚本家シリーズ」 (偉そうに、こう名付けてます ^^;; )の①②ですでに紹介した、主にラブコメを描く ①キム・ウンスクや ②パク・ジウンとは違い、ミステリーやスリラー、サスペンスものを中心に執筆する。そのため彼女の作品から男女主人公の胸ときめくラブストーリーはあまり期待しないほうがよい。緊張感あふれ、しっかりとしたストーリーラインが長所なので、女性よりは男性視聴者の支持度が非常に高い。
彼女の初の執筆ドラマは『危機一髪! プンニョンマンション』(2010、主演:シン・ハギュン、イ・ボヨン)で、夫であるチャン・ハンジュンとともに描いた作品だ。チャン・ハンジュンは映画監督兼シナリオ作家として、その当時、妻のキム・ウニよりは認知度が高かった。当時、キム・ウニの脚本家としての力はまだ足りなかったため、彼女は叱られながらシナリオを描いたという。
翌年、チャン監督と共同執筆した『サイン』(2011、主演:パク・シニャン、キム・アジュン)の成功によって1人立ちの礎石を築き、それ以降、1人で描いた『ファントム』(2012、主演:ソ・ジソブ、イ・ヨニ)、『スリーデイズ~愛と正義~』(2014、主演:パク・ユチョン、パク・ハソン)/ユチョン…残念だなぁ…/などが続けてヒットして韓国ドラマ界の新しい「興行メイカー脚本家」の誕生を知らせた。特に彼女の名前を広く知らしめたドラマは、日本でもリメイクされた『シグナル』(2016、主演:イ・ジェフン、キム・ヘス)だ。
『シグナル』はタイムトラベルを捜査スリラーに加えた独特な素材と緊迫感あふれる展開で、その年の主要授賞式での賞という賞を見事さらった。このときからチャン監督に、「脚本家キム・ウニの夫」という名がついて回るほど、彼女のスター脚本家としての地位は上昇した。
その後も、ネットフリックスで制作した朝鮮時代のゾンビもの『キングダム』『キングダム シーズン2』(2020、2021、主演:ともにチュ・ジフン)/好きなんです、チュ・ジフン ^^ /が大きく成功し、韓国のみならず世界的に注目を集めている。
彼女の次回作は智異(チリ)山(韓国の全羅南道・全羅北道・慶尚南道にまたがる)を舞台に山中を駆け巡り遭難者を救出する国立公園特殊部隊を扱った『智異山』だ。このドラマは『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』『太陽の末裔』(ともにキム・ウンスク執筆)などを手掛けたイ・ウンボク監督と意気投合した作品として、そして何よりもチュ・ジフン、チョン・ジヒョンというトップスターが出演予定のため、現在最も期待される作品とされる。それ以外にも『キングダム シーズン3』『シグナル シーズン2』の執筆も予約されている状況なので、彼女の作品を期待するファンは今から興奮している。
キム・ウニの特異な履歴!
キム・ウニは脚本家としては意外な履歴の持ち主だ。脚本家としてデビューする前の80年代、韓国の有名な歌手キム・ワンソンのバックダンサーとして活動したことがあるという点。多少地味に見える現在のイメージからはとても想像がつかない履歴といえる。おそらく、現在の脚本家のなかでも唯一無二の履歴ではないだろうか。
キム・ウンスクとは親友!
主に捜査スリラーを手掛けるキム・ウニの親友は意外にもラブコメを描くキム・ウンスク。全く違ったジャンルを扱うからか、2人はそれぞれが手にできない長所に羨望と尊敬の念を同時に表している。このような関係をお互いの作品からみてみよう。
まず、キム・ウニの『シグナル』の主要な背景である仮想の都市「インジュ市」はキム・ウンスクのドラマ『シティーホール』に登場する仮想の都市名をそのままを使ったと明らかにした。また、キム・ウンスクは自分の作品『紳士の品格』の劇中、男性主人公4人の初恋の相手を「キム・ウニ」という名前にして、その親しい間柄を証明している。
バラエティに挑戦!
今は終焉したが、MBC『無限に挑戦』は数多くのマニア層を抱える韓国の国民バラエティ番組。この番組の熱烈ファンというキム・ウニとチャン監督は、多忙にもかかわらず、同番組の特別プロジェクトに合流する。『無限に挑戦』のなかのコント『無限商事』のドラマ特別版を制作したのだ。ファン心としてはじめたが、どんなドラマより最も難しい作業だったと明かしたこの作品は、全2回の分量で進められ、『無限に挑戦』のメインメンバーである、ユ・ジェソク、パク・ミョンス、チョン・ジュナなどはもちろん、G-DRAGONの初の演技挑戦も見られる。ここに『シグナル』をオマージュしたシーンとともにイ・ジェフン、国村準などの特別出演も目を引き、より面白い。
パク・ジウン作品(年代順)
『危機一髪! プンニョンマンション』『サイン』『ファントム』『スリーデイズ~愛と正義~』『シグナル』『キングダム』『キングダム シーズン2』
ちなみに、コロナで東京に最初に外出制限要請が出されたころ誕生日を迎えた私。ホラーものは絶対見ず、お化け屋敷とかにも絶対に行かないくせに、話題性から見始めた『キングダム』をひとりビクビクしながら部屋で見ておりました。怖かった~
『ファントム』は、当時、韓国にしては変わったタッチのドラマで、面白いな~と思いながら見た記憶が。
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韓流をけん引する4人のドラマ脚本家 _その② パク・ジウン
2. 現実とファンタジーの間、脚本家パク・ジウン
前回の脚本家キム・ウンスクに続き、2番目に紹介するのは脚本家パク・ジウン。
彼女は、最近、韓国はもちろん日本でも大ヒットとなった『愛の不時着』の脚本家で、興行メーカーの脚本家キム・ウンスクのライバルとしてよく言及される。それだけ彼女の作品もまた、キム・ウンスクと同じくらい高視聴率、大ヒットを記録しているものが多い。
『僕の妻はスーパーウーマン』『棚ぼたのあなた』『星から来たあなた』『プロデューサー』『青い海の伝説』『愛の不時着』など、韓国ドラマファンならば知っている数多くのヒット作が彼女の手から生まれた。
*作品傾向
作品を分析すると、大きく、『僕の妻はスーパーウーマン』『棚ぼたのあなた』『プロデュ―サー』のように非常に現実的な内容を描いたドラマと、『星から来たあなた』『青い海の伝説』のように、ファンタジーの世界観を描いたドラマに分けられる。彼女の作品は、男性主人公よりは女性主人公がより積極的で能動的な主体として登場するケースが多く、フェミニズム的な要素が濃いのが特徴だ。
*パク・ジウン V.S. キム・ウンスク
パク・ジウンがキム・ウンスクとよく比較される理由としては、2人ともスター脚本家という理由以外にも、アジアで空前のヒットを飛ばした韓流ドラマの2大山脈といえる『星から来たあなた』(パク・ジウン執筆)と『太陽の末裔』(キム・ウンスク執筆)の脚本家という理由もある。
さらに最近は2人のドラマへのカムバック時期が近かったため、メディアでよく比較された。
まず、2016年~2017年、パク・ジウンが『青い海の伝説』を描いた当時、キム・ウンスクは『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』を描いた。2人ともファンタジー的な要素を扱い、それぞれの作品の主人公チョン・ジヒョンとコン・ユというトップスターが久しぶりに出演するテレビ復帰作として放送前から大きな話題を集めた。
結果は『トッケビ』キム・ウンスクの勝利! 視聴率だけを見ると、『青い海の伝説』は決して悪いスコアではなかったが、話題性の面から『トッケビ』は『青い海の伝説』に圧勝した。
その後、キム・ウンスクは『ミスター・サンシャイン』で今一度大ヒットを飛ばしたのち、『ザ・キング:永遠の君主』でカムバックし、似通った時期にパク・ジウンは『愛の不時着』をもってしてカムバックした。両作品はやはり放送前からスター脚本家とトップスターの出演ということで大きな話題を呼んだ。
今回の結果は、前回と逆転し『愛の不時着』パク・ジウンの圧勝!
このように、2人のスター脚本家のライバル決戦は現在1対1の状態だ。
*俳優との縁を大切に
パク・ジウンの作品は、キム・ウンスクより作品数は多くないにもかかわらず、出演する俳優は固定している感が強い。俳優キム・ナムジュ、キム・スヒョン、チョン・ジヒョンらだ。
キム・ナムジュは『僕の妻はスーパーウーマン』『逆転の女王』『棚ぼたのあなた』に出演し、キム・スヒョンは『星から来たあなた』『プロデュ―サー』、そしてチョン・ジヒョンは『星から来たあなた』『青い海の伝説』と続けて出演している。一度結んだ縁を続けていくという傾向があり、『愛の不時着』に出演したヒョンビンやソン・イェジンが彼女の次回作の主人公だろうと予想する人々も多い。
*期待される次回作
1年に1回は必ず作品を生むキム・ウンスクとは違い、パク・ジウンの空白期間は多少長い。次回作は未定だが、今までの彼女の執筆期間を参考にすると、おそらく、来年(2021)下半期と予想される。最近彼女は『愛の不時着』の大ヒットとともに日本でも注目されているため、次回作に対する期待も最も高い脚本家といえる。
*パク・ジウンの作品(年代順)
『僕の妻はスーパーウーマン』『逆転の女王』『棚ぼたのあなた』『星から来たあなた』『プロデュ―サー』『青い海の伝説』『愛の不時着』
*パク・ジウンの作品中、最高視聴率を記録したドラマ
『棚ぼたのあなた』最高視聴率 45.3%
2012年、主演:キム・ナムジュ、ユ・ジュンサン、監督:キム・ヒョンソク
*パク・ジウンの作品中、隠れた名作
キム・ナムジュ、オ・ジホ主演の『僕の妻はスーパーウーマン』(2009)。視聴率8%でスタートしたが、最終的に31%を記録するほどの人気を集めた。無能な夫を立派に育てあげる女性主人公のサクセスストーリーを描いたドラマ。脚本家パク・ジウンの名を世に知らしめた作品で、木村拓哉と似ていると話題になっていたユン・サンヒョン(はい? と思わずにはいられないが…)がスターダムにのし上がった作品でもある。
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韓流をけん引する4人のドラマ脚本家 _その① キム・ウンスク
韓流をけん引する俳優を称して「韓流四天王」と呼ぶ。同じ意味で韓流ドラマをけん引する脚本家のうち、「韓流4大脚本家」と呼ばれる脚本家がいる。「この俳優が出るなら絶対見る」ように、「この脚本家が執筆したドラマは絶対見る」といわれる、ドラマの興行を保証する韓流ドラマ・ベスト脚本家の4人を1人ずつ、4回にわたって紹介する。
1. 興行ドラマを生むミダスの手、キム・ウンスク
脚本家キム・ウンスクは、俳優よりも有名なスター脚本家だ。彼女の手を経た作品は、すべて最高の人気を博した。トップスターたちも彼女の目に留まろうと努力するという噂まである。
ドラマ『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』に出演した死神役の俳優イ・ドンウクは、彼女の目に留まるために彼女と同じフライトのチケットを購入し、機内で対面して自身の魅力をアピールしたと伝えられる。
一体、どれほどの大物なのか?
彼女の作品をいくつか羅列してみても、すべてにおいて頷ける。『パリの恋人』『シークレット・ガーデン』『相続者たち』『太陽の末裔』『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』など、韓国歴代ドラマ視聴率ベストに入る作品はすべて彼女の手から生まれた。
主とするジャンルは「ラブコメ」だ。少女漫画でこそ見られるすべてのロマンチックな要素をドラマの中にうまく溶かし込み、特に女性視聴者に人気が高い。弾けるセリフとファンタジー設定も人気の要因と分析される。彼女の作品は、視聴率20%以上を記録したケースが多い。
但し、最新作『ザ・キング:永遠の君主』では期待には及ばない成績を残したという評価もあった。が、それでも10%前後だった。彼女の既存の作品には届かない成績だが、その他ドラマと比べればよい成績といえる。だからか、相変わらず多くのトップスターが最も仕事をしたい脚本家として選ぶ。
これまで彼女の作品に出演したチャン・ドンゴン、イ・ビョンホン、コン・ユ、ヒョンビン、ソン・ジュンギ、イ・ミンホなど、韓国最高のスターたちがそれを証明する。しかし、実際に彼女が長い間最も望んでいる俳優はほかにいる。
☆☆☆ ウォンビン ☆☆☆だ。
彼女はずっと前からウォンビンのファンで、自身の多くの作品のなかの男性主人公を設定するとき、ウォンビンを念頭に置いて執筆したと伝えられる。『紳士の品格』の主人公チャン・ドンゴンの劇中の名前をウォンビンの本名「キム・ドジン」としたほどだ。
しかし、ウォンビンは、2010年映画「アジョシ」以降、演技活動をしていない。それでも、万が一彼が復帰するとしたら、恐らく脚本家キム・ウンスクの作品になるのではないかと、周囲では慎重に予測している。
この最高のタッグが組まれた瞬間、果たしてどのようなシナジーが爆発するか、想像しただけでも胸が躍る。
*脚本家キム・ウンスクTMI
現在、韓国最高のアイドルといわれる、BTS。大物女優イ・ヨンエ、キム・ヒエなども彼らのファンだと公にして韓国芸能界で最もホットな彼ら。
ところで、脚本家キム・ウンスクも彼らのファンクラブ「ARMY」だろうという証拠が彼女のドラマのなかに登場する。
まず、『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』の劇中ではBTSの曲<Boy In Luv>を歌って踊るシーンが登場し、『太陽の末裔』ではBTSのメンバーSUGAの本名「ユンギ」という名前が登場する。さらに、少しだけ出てくるパソコンのパスワードが「0309」だ。これはSUGAの誕生日と同じ。
この辺で、合理的な疑問も浮かび上がってくる。
答えからいうと、キム・ウンスクがARMYではない。しかし、BTSに関心があるのは事実だ。その理由は、娘がBTSの熱狂的なファンだから。そして、一番好きなのがBTSのSUGAらしい。このように、キム・ウンスクの作品のなかには、彼女や彼女の周辺人物が好きなモノやコトが何気に溶け込んでいるので、これらを探してみるのも、もう1つの楽しみともいえる。
*キム・ウンスク作品(年代順)
『太陽の南側』『パリの恋人』『プラハの恋人』『恋人』『オンエアー』『シティーホール』『シークレット・ガーデン』『紳士の品格』『相続者たち』『太陽の末裔』『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』『ミスター・サンシャイン』『ザ・キング:永遠の君主』
*キム・ウンスク作品中、最高視聴率を記録したドラマ
『パリの恋人』最高視聴率 57.6%
2004年SBSドラマ、主演:パク・シニャン、キム・ジョンウン、演出:シン・ウチョル
*キム・ウンスク作品に、主人公として最多出演した俳優
男性:イ・ミンホ『相続者たち(2013)』『ザ・キング:永遠の君主(2020)』
女性:キム・ハヌル『オンエアー(2008)』『紳士の品格(2012)』
キム・ゴウン『トッケビ~君がくれた愛しい日々~(2016)』『ザ・キング:永遠の君主(2020)』
*キム・ウンスク作品中、隠れた名作
キム・ソナ、チャ・スンウォン主演の『シティーホール(2009)』。キム・ウンスクが個人的に最も愛着があるドラマのうちの1つだと明かした作品。政治という多少硬い素材をラブコメとともに面白く描いた。ほかの作品と比べて日本ではあまり知られていないが、キム・ウンスク作品のなかで5本の指に入る名作のなかの1つだ。
OST
これは当時大ヒットしたOST。携帯のまちうたや着信音はこの曲ばかりだった気が……。今聴いてもいい曲だなぁ。
https://www.youtube.com/watch?v=o3ibN2vCYT0
出所:OGAM Entertainment
以上、韓流4大脚本家、1人目のキム・ウンスク編でした。
그럼, 또 뵐께요(クロム ト ベルケヨ / では、またお会いしましょう) ^^ nib
P.S. 実は、彼女の作品のOSTのいくつかを、私、日本盤に翻訳させていただきました。ブログ書きながら今更思い出しました^^ ありがたいことです。あ、『パリの恋人』ではありません。
韓国ドラマ『コンデ・インターン』で免疫力UP ↑
韓国ドラマ『コンデ・インターン』で免疫力UP ↑
⁂ 꼰대(コンデ)
前々回(8/10)のブログで、“韓国では最近「꼰대(コンデ)」という言葉をよく使い、元来辞書にある意味よりももう少し広い意味で、「自分の経験を一般化して、目下の人に一方的に行動を強要するオールド・ジェネレーションのことを皮肉る言葉」として使われている”と紹介した。その時点でこの「コンデ」をわざわざ訳すのはどうかと思い遠慮したが、「うるさい頑固なおっさん、〇〇親父」⇒ひっくるめてひと言「おっさん」ということでいいかと思う。
今回は、この「コンデ」を題材にしたドラマ『コンデ・インターン』を紹介したい。
というのも、コロナ禍の今、この『コンデ・インターン』を見て、笑いで免疫力を高めてもらえれば、というのが出演陣のメッセージでもあったりしたからだ(制作発表会より)。
⁂ ドラマ紹介
“最悪のコンデ部長を部下として受け入れることになった男性の、痛快な上下関係逆転復讐劇。かつ、シニアインターンの職場死守のための残酷な道のりを描いたオフィスコメディ”
あらすじ含めざっとこんな感じ ↓
主人公のカ・ヨルチャン役は、コメディ初挑戦、ビジュアル文句なしのパク・ヘジンが演じる。日本で人気の代表作としては『星から来たあなた』(2013~2014)、『いとしのソヨン』(2012~2013)などがある。シニアインターンのイ・マンシク役は、ベテラン俳優キム・ウンス。
カ・ヨルチャンは、以前は食品業界大手で、部長イ・マンシクの部署のインターンとして働いていた。当時、マンシクのヨルチャンに対するパワハラは、非常に酷なものだった。
数年後、ヨルチャンはまるで別人となり、ほかの食品業界大手で、部下に対して理解ある、あたたかい部長として働いていた。そこに、前職をプライドのため辞職してしまったマンシクがシニアインターンとして現れる。
ヨルチャンの部署のインターンとして、だ。
以前とは立場が逆転した2人。さらに、ヨルチャンを煙たがる上司らの企みによって、マンシクに加え、面接で落としたと思っていたビリから2人のインターンも同時に受け入れることに。
マンシクのみならず、2人の落ちこぼれまで、なんで俺が?!
しかし、ヨルチャンはあくまでも部下に対して理解のある、あたたかい部長(を演じる)だ。もちろん、マンシクにはここぞとばかりに陰険に復讐することは忘れない。
だが、演技は演技。やはり人間は偽善者のままでは走れない。インターン3人のみならず、ほかの部下に対しても徐々に堪忍袋の緒が切れ、正直な自分の内面をあらわにしはじめるヨルチャンだった。
そんなヨルチャンを、そばで見守るマンシク。さすがは人生の大先輩、これまでの経験と度量をもって陰で支えることに。部署のメンバーそれぞれが特異な個性を前面に出しながらもチーム1人ひとりを、そしてヨルチャン部長を支え、お互いに成長していく姿をコミカルに描く。
⁂ それなり解説
タイトルの『コンデ・インターン』から、“おっさん、また言ってるよ”とか“おっさん、うるせぇ”“おっさん、わかってるんだよ”などと「コンデ」のマイナス面を極大化させたドラマと思われるかもしれないが、決してそんなことはない。マンシクはヨルチャンが壁にぶち当たると、“元来上司というものは、部下が悪口を言え、という存在としているんだ”などと、あたたかい言葉をかけている。一方、ヨルチャンも何だかんだでマンシクはじめ部署のメンバーを心配したり、思いやっている姿が見受けられる。
ちょっと泣けてきたりするのだ ㅜㅜ
誰もが「コンデ」
このドラマを見ていると、決しておっさんだけが「コンデ」ではない。ヨルチャンだって完璧に「コンデ」だし、ほかのメンバー、そして視聴している私自身も「コンデ」資質を十分に持っていると確信する。
老若男女問わず、誰でも。
一個人として、譲れない信念、頑固さを持ちながらも、他人を配慮し、共有してともに職場という場所を通じて成長していく。そして、これが韓国となると、まさにあのヨンさまが来日するたびに繰り返し合掌しながら唱えていた「家族」となっていく。
まさに「식구(シック / 家族)」になる。
思い返せば、毎日お昼になると社長も上司も同僚もみんな一斉に
“밥 먹자(パン モクチャ/ ご飯食べよう)”
みんなで食卓を囲むあの光景。
こうしたことがコロナでなくならないでほしいなと思うが、現実は厳しい。韓国もまた感染が拡大してきて在宅勤務に戻り、スポーツも無観客試合に戻った(8/23~)。今日(8/24)からは、ソウルではマスク着用義務が課された。
⁂ こんなとこにも楽しみが
というわけで、終わりの見えない不安を少し忘れ、このドラマを見て、笑って気分もUP ↑、免疫力もUP ↑ させようということだが、実のところ、このドラマは全12話で、1話当たりのランニングタイムもさほど長くない。全話数もランニングタイムもちょっと長いですよ、という通常の韓国ドラマよりは少し負担なく見られるところもいい。
ちなみに、『コンデ・インターン』 のホン・ソグ監督は、現在NHK総合で毎週日曜日23時から放送中の『100日の朗君様』(これはキュンキュンものですね)でも演出を手掛けている。さらに、女性主人公イ・テリ役は、同ドラマで妓生(キーセン)エウォル役を演じたハン・ジウンだ。多分言われないと気づかないほどの変身ぶりと私は見る。
韓国ドラマ好きの方はそのへんも1つの楽しみにしてみては?
그럼, 또 뵐께요(クロム ト ベルケヨ / では、またお会いしましょう) ^^ nib
SSAK3。韓国の音楽界を一世風靡する
SSAK3。韓国の音楽界を一世風靡する
暑い。残暑見舞いの時期のはずが、極度に暑い。
夏といえば、盆踊り用にやぐらが組まれ、そのうち囃子が聞こえてくる。元来祭り好きの私は、子どものころからその光景や音に胸を躍らせていたもので、その感覚は今も変わらない。
そんな楽しみが今年はないとは、なんとも酷。
そんななか、爽やかで、聴いていると踊りたくなるもの発見。
ここしばらく韓国の音楽チャート上位を占めている3人組新ユニット、SSAK3。
メンバーはUDuragon、LindaG、雨龍(ピリョン)の3人。
うん? 新人グループだと……、でもどこかで見たような……。
明らかに1人は、RAIN(ピ)だよな。あと2人はイ・ヒョリにユ・ジェソクで、あわせて3人。
まずは、1990年代後半から2000年代前半~半ばに人気を集めた2人のトップ歌手、RAINとイ・ヒョリ。そして韓国の国民MCと呼ばれるユ・ジェソクが、それぞれまったくの別名で一堂に会した事情を見てみよう。
MBC『遊んでどうする』(日本ではほかのタイトルが使われているようだが、私は勝手にこの訳で)は、ユ・ジェソクがさまざまな別キャラクターで活躍する、毎週土曜日放送のバラエティ番組だ。
別キャラ、つまり、本来の自分のキャラクターではなく、ほかのキャラクターで活動する。実は、ユ・ジェソクはこれまでもドラマ―「ユーゴスター」、トロット(演歌)歌手「ユ・サンスル」、ハーピスト「ユルペウス」などといった別キャラで活躍して話題を集め、韓国芸能界「別キャラブーム」の礎石となった。
SSAK3も、同じくユ・ジェソクの別キャラのなかの1つとしてはじまったプロジェクトユニットだ。
『遊んでどうする』の制作陣は、ユ・ジェソクを中心とし、この夏、ワクワク聴ける90年代レトロ・ダンス曲を歌うグループを企画した。そこで、1990年代と2000年代に最も人気のあった2人のトップ歌手RAINとイ・ヒョリを起用することに。実は、RAINはご存知のようにキム・テヒと結婚したのはでかした! のだが、続く作品の不発でスランプに陥っているところだった。イ・ヒョリは結婚後、歌手活動を中断して済州島(チェジュド)で田園生活の日々。そんな彼らに『遊んでどうする』からの提案は新鮮だったので、快諾したというわけだ。
こうして3人が集まった。ユ・ジェソク、イ・ヒョリ、RAIN(ここからは年齢順で)ではなく、別キャラ「UDuragon、LindaG、雨龍(ピリョン)」の姿で!
UDuragonの名前の由来はちょっとここで公表するのはいかがなものか? なので遠慮する。
イ・ヒョリのLindaGは「自分を見るとみんながチビる」という少々強烈なキャラからきているのだが、「チビる」は韓国語で「지린다(チリンダ)」。「지(チ)」を名字と捉えて英語名にすると、名字と名前がひっくり返って린다지(リンダ・ジ)→LindaGとなる。そして彼女のキャラはちょっと具体的に出ている。在米韓国人美容師で、アメリカで小さな美容院をはじめ、今はかなりの富豪になったというキャラ。
RAINの雨龍(ピリョン)は、「RAIN(비/ ピ、雨)」とジャッキー・チェンの漢字名「成龍(韓国語で성룡<ソンリョン>)」からきたもの。
チーム名は今夏、韓国の音楽界を「싹~쓸어버리겠다(サァ~ック スロボリゲッタ)」→ 싹(サク / 一気に) + 쓰리다(スリダ / 掃く)→ 解して “一気にさらう” (くらいかな?)の意味と、3人(スリー)のメンバーから成るということで「싹쓰리(サクスリ / SSAK3)」に決まった。
このようなSSAK3のグループ結成と音盤制作過程は、番組『遊んでどうする』を通じて、すべて公開された。イ・ヒョリとRAINは、しばらく歌謡界を離れていたにもかかわらず、さすがはトップクラスの実力を見せつけ、毎回多くの話題を集めた。
そして、ついに結成から2か月余りで多くのファンの期待のなか、7月18日にタイトル曲『Beach Again』を発売。ブラインドテストで選曲されたこのタイトル曲は、驚いたことにイ・ヒョリの夫、イ・サンスンが作曲、イ・ヒョリが作詞した曲だった。
結果は期待以上。韓国の全音楽チャートを彼らのチーム名SSAK3のごとく一気にさらった。公開初日から圧倒的な1位の座に輝き、その後7月27日に公開されたミュージックビデオは、2日で300万ビューを越えてその人気を証明。『Beach Again』以外にも後続曲『その夏を聴かせて』と、カバー曲『In Summer』もやはり各チャートの上位を占めた。まさにSSAK3。
何よりも、別キャラで今回の活動を一番喜んでいるように見える3人の調和が、ユニットSSAK3をより引き立てた。そこに、一時期のトップスターの健在ぶりが、かつての記憶をよみがえらせ、その人気は冷めるところを知らない。
しかし、SSAK3は期間限定プロジェクトユニットということで、皆に惜しまれながら先日(8/15)、その活動に幕を下ろした。
残念だ。が、もしかしたら今冬、再結成があるかもしれないとの余韻を残して幕を閉じている。
個人的には冬より夏が似合いそうだと思うSSAK3だが、いずれにしてもその実力で何かを起こしてくれるだろうと期待している。
ここまで辛抱して読んでいただきありがとうございます mㅡㅡm
では、涼しく、爽やかに踊りましょう🎵
1曲目はウォーミングアップ程度で、2曲目は一緒に軽く、楽しく、でも真剣に踊れるかと。個人的なお気に入りは2曲目。
イ・ヒョリ、特にRAINの踊りはさすが! ユ・ジェソクは、まあ専門はMCということで(笑)頑張ってる。
1.『Beach Again』
2.『In Summer』
(上記1,2ともに『遊んでどうする』より)
写真出所:『遊んでどうする』インスタグラム
https://www.instagram.com/hangout_with_yoo/
그럼, 또 뵐께요(クロム ト ベルケヨ / では、またお会いしましょう) ^^ nib